◇　大阪の老舗活版印刷会社の日々の日記　◇

先日若い子が哲学的な質問をしてきた

高崎さん　なんで私たちは生きてるのですか
　
生きている意味ってなんですか

俺に対してえらい難しい事言うな　笑

こんな脳天気な俺にさ　難題やん　笑

何のために生きてるのか　うーん

そりゃ何のためなんやろな　

多分この地球上の誰もわからんと思うでおそらくやけど

そんなんわかったら反対に怖いわ

でもな俺の考えとして生きてるというかさ

この世に人間として生まれたということはさ

ものすごい確立でありたくさんの複雑な時間が

交差しながら偶然が偶然を重ねて「君」という人間が

誕生したんやと俺は思うんやで　神秘的やろー

上手くは言えないけどさー

宝くじの当たる確立よりもっともっとすごい確立でな

君が誕生したんやで

お父さんお母さんの出会いもな

君が誕生する偶然も本当に神秘の積み重ねやと俺は思うねんで

お父さんお母さん

秒単位ですれ違ってたら君はこの世におらんの

だから誕生したことに対して何かしら俺は

意味があると思うねんで　

人間て自由やんかある意味な

不自由と言いながらもいつでも自由に消える事はできるんよ
　
反対に生きるという持続する苦しみのが多いのと違うかな　

だからさそこに意味を見出す必要は俺は無いと思うねん

そこを掘り下げても深く深く考えても

ありじごく的にいやいや天文学的になってしまうと思うで　笑
　
産まれてきた人間はそこから確実に死に向かって進んでいくやん

生と死は一本の線のような感じやないかなと思うわけよ　

その線の意味を色々と悩むよりもな

その線を色々な形に自分なりに描いていった方が

いいんちゃうかな　

そんなに複雑に考えんでも　

気楽に俺みたいに生きたらええねん　

どうせ線は尽きるのやから

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