◇　大阪の老舗活版印刷会社の日々の日記　◇

俺もだいぶ営業に慣れてきた　やはり人間はステップアップという言葉は

綺麗に響くけど　最終的に人間は慣れる動物やと思う

こんなキツイこと・・・と考えて始めた事もいつの間にか人間はこなしていく

新規の営業もあまり苦痛でもなくなってきた　本当最初は真っ赤な顔をしての

飛び込みの営業も数をこなしていくと新規で断られても　色々な暴言を浴びせ

られてもまぁこの人　この会社なんて今後一切見ないし会わないし　そう考えたら

すごく気が楽になってきた　新規に回り偉そうにする人こそ俺はかわいそうな人

やなぁと反対に思うようになってきた　そういう人はまた人間的にも浅い・・・

俺が新規で回っても　兄ちゃん今は無いねんけどまた声かけるわな・・・という

年配の方々　そういう人は苦労や苦悩を経験してきているがこその労いの言葉が

自然と出ると思う　やはり自ずと苦労をしなさいと俺は若い子には言わない

苦労なんて実はしない方がええ　そりゃ楽な人生を送るに越したことはない

でも人間は時として超えなくてはいけない何かにぶつかることがある

その壁に対して引き返していたら　またその引き返した先にも壁が現れる

また引き返しても先ほどの壁が立ちすくんでいる　四面楚歌になるなら

どうせ一度きりの人生　その壁に挑むのも面白いと思う

多種多様な壁があると思う　仕事　勉学　家庭　友人関係　人間関係　将来の展望

逃げることは本当に簡単である

でも少しでも手にかけて乗り越えるという行動を起こして欲しい

何度もすべり落ちてもいいと思う　その手にかけた一手に対してその行動に対して

自分自身を誉めればいいし自分自身を愛おしく感じれば良い

俺は独り言を言う時がある　自分自身に対して「まぁどんまい」「何とかなるわ」

頑張ってる自分自身を主観的でなく客観的に謄写してみる　俺すごく頑張ってるんや

今必死にやってる　なんか自分自身が好きになる瞬間がある　自己愛である

ナルシストではないよ　笑　勘違いしないでください

さて俺も先ほど書いたように営業にも慣れてきて　何社か見積りも頂けるようになって

まぁ小さな仕事やけど　やっぱり汗水垂らして頭下げていただける仕事は大きい小さい

関係なくものすごく重いというかありがとうの塊みたいなものになる

ゼロからの出発でちょっとした勇気で・・・仕事の依頼を頂けるというこの奇跡

当たり前のように考えてはいけないとその当時の自分に言い聞かせて原稿を

大事に大事に抱えて積算をした思い出がある

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