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【活版 大阪】 大阪で老舗活版印刷会社を経営しています 大阪の福島区という場所で 60年の歴史のある印刷会社の後継ぎです 今でも大型の活版印刷機械が現役に活躍中です また今の世の中ではなかなかお目にかかる事もないような 活版・活字がわんさかあります と言って現在にもマッチした印刷デザインも扱っていますよ NHKの連続ドラマ小説の舞台にもなりました レトロな印刷会社です

2015年12月28日

名前の残る仕事をしたい・・・20年前のこと

名前の残る仕事をしたい・・・20年前のこと




実は先日からずっと書き続けているブログのように

20年前の俺は印刷の業界の中でも風雲児のごとく暴れていた

今おそらく2代目 3代目の印刷会社の跡継ぎの子は学生の時と違うかなぁ

俺が5年程前立ち上げた 関西活版倶楽部の子たちも 俺は東京でビジネスが落ち着いた

ので飲食業からパッと出の印刷業界の参入と思っている人が多いと思う

8年前に東京で飲食業を旗揚げして3年間か4年間ほど東京で暴れた

その前も またその前も たくさんの事業を立ち上げて色々と旋風を興したが

これも後々に書き綴りたいと思う

先日のブログの続きを書くと 俺は大きな大阪でも有名な学校の記念誌を数々こなして

行った ある程度ルーチンがわかれば色々と時間的にも余裕が生まれる

1年 2年のサイクルの仕事も要点要点がわかってくるとそればかりに注力するより

もっともっと高みを目指していた ただ色々と明晃印刷を調べに来たり

変に吹聴する会社も出てきたのは事実 営業のツールにするのである 明晃印刷って

実は町のちいさな印刷工場なんですよ いつ潰れてもおかしくないようなと

先生の不安を煽る営業をする会社も出てくる まぁそれはそれで事実やから

それをどうクリアして俺の懐に落とすかというのも仕事 高崎さん 大丈夫ですか

実は会社の規模を聞いて尻込みする先生も出てくる これは当然である

吹けば飛ぶようなお父ちゃん おかあちゃん俺だけの会社に誰が自信満々で頼めるのか

そりぁ 大手の企業にどんとお任せする方が自分の身も助かるのである

そこをなんとか納得させ 落とすのも営業の醍醐味 

今のスタイルもそうであるがこれは俺のポリシーでもある 価格で安いのでという

営業は一切しない 価格で動くならどうぞ動いてくださいと 今の活版のスタイルもそうである

その当時もこれは言い切れるけど 一番価格が高かったのが明晃印刷 でも俺は仕事を受注した

あるコマーシャルを見た それも偶然に そのコマーシャルは建築物のコマーシャルであった

名前の残る仕事だから・・・という大きな建物の大手ゼネコンのコマーシャルがテレビで

流れていた そのお父さんの子供にお父さんの建てた建物だよという感じの

その時俺は思った 俺も名前を残せる仕事をしたいと 今までの印刷は商業印刷

消耗品ばかり だから無くなったら印刷 納品 それが商業印刷 どこの印刷会社がやっても

同じ品質 なにも特徴が無し 良く考えたら俺の印刷も今まではそんんな繰り返し

いやいや 俺 これから子供にもこのコマーシャルとと同じく俺の作った作品として

この世に残したいという気持ちが次の行動を引き起こした

仕事にかかる前に担当のたくさんの方々の説明会の時に俺は言った

私 このお仕事に対して誠心誠意 対応の方させていただきます

長い月日になると思いますがもし 私の努力 私の熱意に少しでも喜んでいただければ

一つだけお願いがありますと  奥付に印刷会社 明晃印刷と明記されるのは当然なのですが

編集後記に厚かましいですが どうか 私のフルネームを入れていただけませんかと

今から考えればなんと厚かましいお願い でも大体の学校は私のフルネームを編集後記の文章に

書き込んで頂いた 名前の残る仕事 今でもありがたいこと



Posted by 明晃印刷株式会社 at 17:06│Comments(0)
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