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【活版 大阪】 大阪で老舗活版印刷会社を経営しています 大阪の福島区という場所で 60年の歴史のある印刷会社の後継ぎです 今でも大型の活版印刷機械が現役に活躍中です また今の世の中ではなかなかお目にかかる事もないような 活版・活字がわんさかあります と言って現在にもマッチした印刷デザインも扱っていますよ NHKの連続ドラマ小説の舞台にもなりました レトロな印刷会社です

2012年04月23日

◇ 何か役にたっているのか ◇

◇ 何か役にたっているのか ◇



あまりええかっこは言いたくない

でも色々とビジネスを展開していた時 特に東京で色々と

動いていた時にフッと感じた事

俺は今生きていて人の役に単純になってるのかなぁと

考えた事がある

あれは何気ない時であった

東京で電車を乗っていた時朝のラッシュ

人と人とがぎゅうぎゅう詰めでの通勤列車に居合わせた時とか

何気なくふっとした空き時間に考える事があった

毎日毎日お金を稼ぐ事を優先し色々と動き回る

金を稼ぐ事が絶対条件になっている自分・・・

あれ 俺こんな感じでええんかなぁ これでお金を追いかけ

続けて一生を終えるのかなぁと一瞬 怖くなった事を覚えている

あれ これでええの?? こんな生き方で俺 良かったんかなぁと

誰の役に立ってる?? 俺 誰の役にもたってない

世の中におってもおらんでもええやん 

違う 何か違うと思った このまま一生終わるんやろか・・

世間一般の人からしたら 何を言うてるん?_?となると思うが・・・

40歳を超えて まだ毎日バタバタ追われている人生なんて

俺はナンセンスだとその時に思った

今 毎日工場見学を行っているが これは少し世の中の役に

立ててるのではないかと自分で思っている

これは俺の工場見学に来ればわかるが活版に対してのレクチュアーより

自分なりの人生論を面白くおかしく話をする

特にこの頃は職業の訓練生が多い 新人であればまだいいが

失業や転職組も多い みんな工場に入る時は暗い顔をしている

それもそうであろう 毎日何とかして食べていかないといけない

そういう人に対して 活版のいかなるかを懇々と話をしても仕方ない

そういう時は俺の今までの経緯や なんとかなるってと言う人生論を

話す みんな本当に声をあげて笑ってくれる

先週は突然職業訓練生が20人ほど来た みんな年輩の人むだった

くたびれていた・・・ 眉間のしわがそれを物語っていた

俺は何とかこの人達を最期帰る時にまでわらかそうと色々と試行錯誤した

その時は活版の話は数分であった 自分の失敗経験話をした

かなり爆笑を誘った アホでんな・・・とも言われた でもそれで良かった

みんな 笑顔満載であった ほんの数分でも顔に笑いが戻った

最後には握手をみんなとした 「またくるわな 兄ちゃん」と年輩のおっちゃんに

言われた 俺は今少しでも世間の役に立ててるかな・・・









Posted by 明晃印刷株式会社 at 18:34│Comments(0)
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