◇　大阪の老舗活版印刷会社の日々の日記　◇

大人の駄菓子屋はいつでも自由です

フラッと立ちよってください

誰かが何かをしています　みんなワイワイ騒いでます

予約とか要りません　自由に気ままに　お入りください

みんなの要望が強いので土曜日も　できるだけ開放をします

僕がこう言う事をする理由は


実は少し物語があります

以前息子と堺の街を歩いていた時に

刃物工場がありました　息子はこういう工場が大好きで

お父さん　少し見てみたいという事でした

僕はその工場の人に少しお願いして現場をちょっとだけ

見せていただけませんかとお願いしました

そうすると・・・「困りますね　仕事の邪魔になりますし

お一人でしょ　無理です」

少しだけでも無理ですか　息子がすごく興味あるみたいなんですよ

「そしたら週末に予約していただけますか　１０人程を集めてください

そうすればお一人３０００円ほどで見学できますよ」

なんて・・・アホらしい

息子は「お父さん　もーええわ」って意気消沈・・・

せっかく子供が興味を持っているこの時間に対して・・

僕はこう言った経緯があったので　今は活版や色々と

デザインに興味ある人に対して時間の縛りを極力なくし

予約なんて必要なく　一人でも自由に　気が向けばフラッと

立ち寄れる空間を提供している　これはずっと続けていくつもり

年齢なんて関係ないし　別にデザイン関係の人でなくとも

誰でも良い　息が抜ける空間　ホッとする空間　物作りが自由な空間

出会いがたくさんある空間　

ビジネス的には常識外れな空間かもしれないが僕は続けて行こうと思う

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