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【活版 大阪】 大阪で老舗活版印刷会社を経営しています 大阪の福島区という場所で 60年の歴史のある印刷会社の後継ぎです 今でも大型の活版印刷機械が現役に活躍中です また今の世の中ではなかなかお目にかかる事もないような 活版・活字がわんさかあります と言って現在にもマッチした印刷デザインも扱っていますよ NHKの連続ドラマ小説の舞台にもなりました レトロな印刷会社です

2011年10月19日

◇ 僕は道化師である ◇

◇ 僕は道化師である ◇



僕は道化師である

それで良いと思う

昨日は45人の生徒が工場見学に訪れた

45人はさすがにすごい人数であった

近所の人が何かあったんですか・・・と心配してくれた

なんとか45人ぎゅうぎゅう詰めであったが工場に入れた

45人という事は90個の瞳が僕を見ていると言う事

最初は本当に悪いけど みんな少し疲れた顔というか

元気のない顔をしていた

専門学校の生徒と言うが今回の見学の人は職業の訓練生

という事は現在職業を探しながら勉強わしている人達

年齢も僕より上の方やを若い方様々であった

一通り活版印刷についての説明をしたが45人に教えるのは

中々大変である

僕は活版も大切なのだが・・・せっかく来たのだから

もっともっと笑顔になって欲しかった

だからいつものピエロ 笑 僕の人生論を語った

みんな げらげら笑っていた みんなの90個の瞳が

への字になった 僕はせっかく出合ったのだから

人生は本当に一度きりで 出会いという縁は不思議なもの

僕と本日何らかの縁があり こんな古い工場に来ているという時間

を大切にしてほしいし 多分みんな現在大変な時期だと思うが

生きることに対して 生き抜く事に対してもっともっと肩の力を

抜いて欲しいと思った 僕の人生の今までの経験を語った

みんな本当に笑っていた 色々と質問が出た

「高崎さんは 悩みとかあるんですか」って若い男の子

「そりゃ 俺もあるで こー見えてもデリケートなんやで」と

でも 悩んでいても 解決せーへん 暗い顔しても 一日が

もったいないやん それやったら 開きなおったらええねん

帰りには 僕は玄関で全員と握手をした

僕は声をかけた「またこいや!」

みんな言ってくれた ほんまにありがとう

ほんまに来てもええの??と若い女の子

僕は 女の子は優遇やで・・というとケラケラと

むっちゃおもろかったと それでええと 僕は思う

僕は道化師でええと思っている 

これからももっともっとピエロになって行こうと思う

世の中にはこんなアホな奴でも平然と生きてるねんで

だから 生きるって事は 難しくも無く もっと楽しいものなんやでと

僕の駄菓子屋に来てたくさんの笑顔というお土産をもって帰ってくれれば

僕はそれでええと思ってる

なんもええかっこせんでも 悩まんでも 遊びに来たらええねん

僕は 阿倍野に住んでいる 少しあるけば西成あいりん地区がある

僕はしょんべん臭いここの街が大好きである

そこで何年か前にホームレスのおっちゃんと話をした

その時の言葉がまだ心の奥底にドシーンと鎮座している

「兄ちゃん 俺は毎日楽しくってしやーないねんで

兄ちゃんからみて 俺って生きるの大変やと思うやろ

そや 大変やねん でもな 兄ちゃんとおなじ一日を過ごしてんねん

同じ一日やつたらな 辛い顔して過ごすのも一日や 暗い顔しても

一日 同じ一日やねん 

コツコツ働いてる奴の顔見てみ みんな辛い顔しとるやろ

悲しい目しとるやろ 

だからな どうせ過ごすんやったら

楽しく 明るく 過ごした方が勝ちやねんで 俺は毎日勝ってんやで・・・と

その言葉は今でも本当に印象深い言葉であった

その通りやと 思った


Posted by 明晃印刷株式会社 at 07:31│Comments(1)
この記事へのコメント
おんちゃんの言葉!ホンマやと思う!!
Posted by ”ホップ”大王 at 2011年10月19日 12:47
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