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【活版 大阪】 大阪で老舗活版印刷会社を経営しています 大阪の福島区という場所で 60年の歴史のある印刷会社の後継ぎです 今でも大型の活版印刷機械が現役に活躍中です また今の世の中ではなかなかお目にかかる事もないような 活版・活字がわんさかあります と言って現在にもマッチした印刷デザインも扱っていますよ NHKの連続ドラマ小説の舞台にもなりました レトロな印刷会社です

2011年09月27日

◇ 活版印刷のラフな感じ ◇

◇ 活版印刷のラフな感じ ◇



本日は仕事の話

僕は今本当に活版印刷というものが好きになってきている

昔は一つも興味無かった

印刷って絶対にビシッと色がのっていて カスレなんて失敗だと

思っていたがこの頃 活版印刷のラフ感が好きである

少し頭の感性が進歩したのかなぁと 笑

私の工場に来て 色々なレトロな物に対してもあまり

興味は無かったが この頃その佇まいがなんとなくしっくりと

感じる

これはなんでだろう・・・色々と作品を見たり

美術館とか今まで行ったこと無いことや考えた事が

無い事をしているから ちょっと どっちの脳やったか・・・

動き出したんかなぁと 笑

先日テスト印刷をした活版のベタ刷り印刷

一回印刷の機械を通すと ラフな感じで刷りむらができる

2回 3回と通すと もの凄くベタがのるが

僕は最終的には一回刷りのなんとなく ラフな活版印刷の方が

なんとなく 年代を感じ また活版印刷らしいと個人的に思った

ビシッと数ミリの狂いもなく 印刷をされる印刷物も良いが

活版印刷の印刷は一枚一枚 何か起こっている 違っている

肉眼では判断できる場合もあるが

活版印刷機械自体も本当に電子部品を一切使われていない

鉄むき出しの機械

今のようにコンピューターで制御されるのでなく

今でも親父が金づちでコツコツと版面を調整する

スペースでもエンターのファンクションを一押しで無く

インテルという木のスペースを入れて調整する

なんと時代錯誤も甚だしいのであろう

でも出来上がった作品を見ると 統一化されたそれとは

違う味わい深いものが それにはある・・・





Posted by 明晃印刷株式会社 at 11:57│Comments(0)
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