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【活版 大阪】 大阪で老舗活版印刷会社を経営しています 大阪の福島区という場所で 60年の歴史のある印刷会社の後継ぎです 今でも大型の活版印刷機械が現役に活躍中です また今の世の中ではなかなかお目にかかる事もないような 活版・活字がわんさかあります と言って現在にもマッチした印刷デザインも扱っていますよ NHKの連続ドラマ小説の舞台にもなりました レトロな印刷会社です

2011年09月23日

◇ 改めて深く考えてしまう ◇

◇ 改めて深く考えてしまう ◇



人間の一生という言葉について調べてみた


人の一生(ひとのいっしょう)は、人間の誕生から死までの、あるいはその前後を包含するプロセスである。



人間の一生って本当に儚い

桜の花のような感じがする

つぼみの時に色々と勉強をし 少しずつ開花をし

青春時代 または 働き盛りの時が満開なんだろうな

そして子孫を残せるものが子孫を残し

その一生を終えるのだろう

人間としてもそうである

オギャと生まれてこの世に生を受ける

幼年期 少年期を迎え色々と経験 学習をする

社会に出る 結婚をし家庭を築く

子供の成長を見守る その中で楽しい事 苦しい事

本当にたくさんの経験と体験を家族で共有する

ほんの一瞬の時間 人間の一生って長いようで本当は短い

このところ立て続けに僕は病院に行く

昨日も嫁さんのお父さんが運ばれた

先週僕の息子がやっと退院できたと言うのに・・・

何か僕に色々と問うてるようにも思う

幸い本日病院にお見舞いに行って急性はしのいだが

やはり辛い・・・嫁さんの方がもっともっと辛いと思う

ベッドで寝ている義父の姿を見たいると耐えがたいものがある

どうせ人間一生は絶対に避けれない道ではあるが

僕は本当に良くしていただいた方なので辛くて仕方ない・・・

目が覚めて僕の顔を見ても 僕にまだ気をつかって

たいしたこと無いから わざわざ悪いなぁと声をかける

子供たちもみんな おじいちゃんと言ってベッドに駆け寄る

こう言う事を言うと不謹慎かもしれないが 自分を見ている

ような感覚にとらわれた

病室の中は急性の患者さんばかりで たくさんの人が管で

繋がれた状態になっている

うめき声があちらこちらでこだましている

みんな年配の人達である 複雑な気持ちになる

苦しいんだろうな 僕を睨みつけているおばあちゃんもいた

何かを考えているのだろぅ

ベッドで横になって眼だけをギョロギョロして子供たちを

追いかけているおじいちゃんもいた 懐かしいのかなぁ

みんな それぞれに人生があったのだろう そしてひとつひとつ

違った物語をもってるんたろう

病室には 電子音が規則正しく音を奏でている

ベッドがずらっと並ぶ姿は何かしら白波のような感じがした

みんな海に浮かんでるみたい 寝がえりをうつと波がうねる

花は枯れるという表現をするが 今この人たちは枯れているのだろうか

不謹慎な言い方かもしれないが緑では無い・・・

茶色に近いこげ茶色・・・

僕は今何色なんだろうな・・緑からだんだんと茶色くなっているのは

確かやと思う

緑だけではない そろそろ変色をしているであろう

色でたとえると本当に切ない感じがする

最終的には土に帰るから黒なんだろうな・・

改めて病室を眺めてみると なぜか入院をしている

患者のおじいちゃん おばあちゃんの顔が赤ちゃんの

目のように映る

不思議な感じがするが 僕を横たわるベッドから

ずっとにらんでるおばあちゃんの瞳は何故かしら

怖くは無い

キラキラしている この輝きは何なんだろう

僕の義父もたくさんの管を鼻の中に入れられ

たくさんの管で身体を支配されている その手首や

腕の細さを見ると色はもう肌色では無いが赤ちゃんの

細さである・・

浮き出ている血管 今にも切れそうな筋肉の筋

腕に浮き出ている斑点の数々・・・

みんなみんな勲章なんだなぁ

上手くは言えないけれど 何かしら熱いものがこみあげてくる

僕もそのうちには こうなることは 確かだけれども・・・





Posted by 明晃印刷株式会社 at 17:19│Comments(0)
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