◇　大阪の老舗活版印刷会社の日々の日記　◇

本日は原爆投下の日

６６年目を迎える　この時期になると本当に色々と考えさせられる

８月９日　長崎　８月１５日　終戦・・・

俺たちの先輩は本当に大変な経験をした

それは少し時代がずれていたら俺たちの時代かも知れない

二十歳に満たない若者が日本国のために命をささげた

時代がそういう時代であった

でも本当はもっともっと人生を謳歌したかったに違いない

広島の人たちも　こんな経験をなぜ受けなければいけなかったのか

赤ちゃん　おばあちゃん　おじいちゃん　・・・おとうさん　お母さん

一瞬のうちに焼け焦げた・・・

今のおれたち　こういった昔の人たちのどうすることも

出来なかった時代背景をもっともっと学ぶべきである

戦争の語り部もだんだんと亡くなられ　語ることさえも

ままならない　それでいいのか・・・

時代は繰り返される　これはずっと昔からの歴史をひも解くと

わかる　争いは絶えない　絶えることは無い　それは人間に欲望がある限り

俺らは　今の時代をもっともっと考えないといけない

恵まれ過ぎた環境を考えたことはあるのか

毎日温かいご飯を頂けて　たかだか生活に変化が無いだけで

愚痴をこぼして・・・今日一日を生きていられる自由を考えた事はあるのか

明日死にに行く特攻隊の人の心を考えた事はあるのか

自分の生み育てた子供を喜んで国にささげたお母さん・お父さんの

気持ちを考えた事はあるのか

少し時代がずれていたら俺たちがこう言った事を当たり前のように

していたんだ

今の自分の生活環境に甘えて無いのか

恵まれた環境ではないか　

俺たちは本当にそう思いながら一日　一日すごさなければ　行けないのではないか

英霊に深い感謝をしながら・・・

黙祷　先輩たち　安らかに　お眠りくださいませ

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