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【活版 大阪】 大阪で老舗活版印刷会社を経営しています 大阪の福島区という場所で 60年の歴史のある印刷会社の後継ぎです 今でも大型の活版印刷機械が現役に活躍中です また今の世の中ではなかなかお目にかかる事もないような 活版・活字がわんさかあります と言って現在にもマッチした印刷デザインも扱っていますよ NHKの連続ドラマ小説の舞台にもなりました レトロな印刷会社です

2011年06月18日

詰めがあまいねん

詰めがあまいねん



なんか私の会社は奉行所みたいになっている

昨日も起業家のA社長が相談に来た

B社長にこういう事を約束したのに履行をしてくれない

という どちらも若手のベンチャー社長

一通りA社長の言い分を聞き A社長の前に一度B社長を

呼んでお互い話をさせてみた

言い分は平行線 「こういうた ああ言ったやん」みたいな

聞いていて少し腹が立ってきたので一喝

「お前ら詰めが甘すぎなんや」

お互い 言うた 言わんや 言うても何か書面を取ったんか!!

口約束で何を言い合いしとんねん ケンカ両成敗や

お前ら二人とも詰めが甘すぎるねん と一喝 二人ともシュンとなった

お互い良く知った仲でも仕事や何か約束事をするときは

書面を取るとか 何か証拠を残せ

そういう事は私は若い時分に本当に苦い経験をさせていただいた

今から思えば本当に良き勉強の機会やった

一番大きかったのは本当にデカイ仕事で僕もある社長を信用して

すべて任せていた 価格の交渉も・・・

事は確実に動いていた 大型コンテナが10数台納入され

商品を納入するトラックさえすごい数

段取り業者と知り合いの社長にすべて任していたが

作業を開始する直前に価格の行き違い・・・

段取り業者がくせものだった・・・知り合いの信用していた

社長も書面も取らずに口約束で・・・

結果段取り業者は こんな価格では出来ないと・・・これは相手の作戦

すべて荷物が届いてからのごて出した

そんなこと約束してないで・・と

結果私の知り合いの社長の甘さ・・今更後戻りできない

段取り業者の言い値・・・これは知り合いの社長の甘さが引き起こした失敗

結果数百万円の大赤字・・・

こういうった事は多々ある もっと脇を閉めてかからないと

私が以前 東京でしていた商売 飲食と言いながらも半分露天業

移動販売という事 この時にやはりあちら関係の人との交渉もあった

一度やられた経験もある・・・

あちら関係の下働きお兄ちゃんが私にお金を渡しに来た

20万円だった・・・

その時ものすごく急いでいる恰好でハァハァ言いながら走ってきた

「すいません 遅れて・・むっちゃ急いでるんですよ これ20ですね」

と言って封筒をくれた その時の相手の迫真の演技

次に行く時間無いんですわ 行っていいすか??・・これも作戦やった

僕は ありがとうございます 行ってくださいと

多分この時に兄ちゃんは 腹の中で舌を出していたと思う

僕もその時に金額を確認しなかった 結果18万円しか入ってない・・

相手に言った所で後の始末 兄ちゃんは2万円儲けた

こんな経験が色々と勉強をさせてくれた

だから絶対に書面を書くか その場で確認するかを忘れるな






Posted by 明晃印刷株式会社 at 07:44│Comments(0)
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