◇　大阪の老舗活版印刷会社の日々の日記　◇

俺は親父の会社を継いだ　しかしこれ以上は大きくはしないし

人も雇う事は一切しない　従って無借金経営のみ継続はする

コツコツで良いと思う　それは俺がもっともっとお金やなく

活版印刷というものを俺が生きている間にたくさんの人に伝達していきたい

それが本音　食べる分と呑む分　笑　稼げたらそれでええと思う

人を雇えば　人の人生まで背負う事になる　それは俺は嫌である

お金を借りれば大きな事はできるけど　俺はお金に追われることは嫌

もつともっと仕事を入れれば大きくなるが時間に追われるのは嫌である

俺は自由に　俺は自分らしく仕事をしていきたい

そんな都合の良い事なんて　って言われるかもしれないが

俺はこのスタイルを死ぬまで貫く　

現在俺は仕事をコツコツとこなしながら　自分が気になる一流といわれる

アーティストや芸術家に対して　躊躇なく　連絡をしている

どうしても東京の人が多くはなるが　俺は活版の作品を作らせて欲しいとお願いする

相手は俺の事を知らないが　検索をして　面白い人なんですね　と快く受けてくれる

先日も切り絵では有名は　福井利佐さんに直接メールをさせていただいた

マネージャーさんから何度かやり取りをさせていただき活版の作品をプレゼントさせていただいた

すごく感動をして頂き　何か今後一緒できれば・・・と嬉しい御返信を頂いた

昨日も俺が好きな　カンバラクニエさんから嬉しい御返信を頂いた

まだまだこれから沢山のアーティストさんに打診をする

俺は会社を大きくするという命題より　生きている間に活版印刷をより多くの方々に

伝達する事が使命だと俺は誇りに考えている