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【活版 大阪】 大阪で老舗活版印刷会社を経営しています 大阪の福島区という場所で 60年の歴史のある印刷会社の後継ぎです 今でも大型の活版印刷機械が現役に活躍中です また今の世の中ではなかなかお目にかかる事もないような 活版・活字がわんさかあります と言って現在にもマッチした印刷デザインも扱っていますよ NHKの連続ドラマ小説の舞台にもなりました レトロな印刷会社です

2014年05月13日

隠れた逸材はこの世の中に溢れている

隠れた逸材はこの世の中に溢れている



昨日は仕事を午後から少し切り上げて

茶町画廊で行われているベジフルガールという団体展を見て来た

中本と同期の芸術大学のキャラクター造形の子たちだった

色々と拝見させていただいた

一言で言うと 逸材っておるんやなぁと思った

しかし 逸材って この世の中には埋もれるほどおるんやろなぁと

素晴らしい技術を持っている お世辞やなく 売り方次第やなぁと感じた

完成度が高い 世の中にすぐにでも出せる人が何人か居てた

いやいや 俺はデザイナーで無いので一般視点からの判断なので

絵のうまい下手はわからないが 俺からしたらメキメキと仕掛けが頭の中で

沸いた この絵なら こことここを抑えて ここに提案をかけ こうやってメディア広告を

打ち こんな風に売れて行くみたいな 多分俺が腕を組んで色々と首をかしげていたから

その人はわかると思う 俺からしたら ごめんなさい 「もったいない」と感じた

デザイナー アーティストは売り方 見せ方を知らない方がアーティストなんやろなぁと

俺は両方でもないから なんとなくいつも売り方のみ考えている

この頃は面白い事もしている 俺と一緒に頑張っている中本をわざと交渉とか営業の現場に

連れ出す 多分彼女は呆気にとられていると感じている

昨日もある企業の開発部の新規案件の打ち合わせに同行させた

彼女は横でポカンとしていたけど 話は一方的に進む

活版印刷の打ち合わせだけど 多分半分くらいしか活版について触れていない

いつもの俺のパターン 活版を売りに来ているのではないのである

俺の工場に見学に来たお客様も おそらく活版の事を半分くらいしか聞いてないと思う

デザインでもそう 商売何事においてもそうである

要するに 物を売るので無く 自分と言う人間を売るのである 多分難しいと思う

最近の若い営業の子は 自分の商品 商売を熱弁する

何も響かないよね 最初からわかりきっているから

それよりも自分が何故この商売についたのか 何故今ここで話しているのか

昨日の企業への打ち合わせでもそう 俺は半分 漫談をしているよね

すべて商売は 掛け合い漫才なのである ボケて突っ込んで

肝心なところだけキッチリと抑える 

俺と営業とか 俺の所に来るお客さんが最後に大笑いを取れれば勝ちなのである

要するに商売をするのでなく芝居を見た感覚にさせれば良いのである

あらら 不思議 ・・・・みたいな感じ

商品を売るな 自分という人間を売れ それだけで変われるはず



Posted by 明晃印刷株式会社 at 09:14│Comments(0)
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