◇　大阪の老舗活版印刷会社の日々の日記　◇

昨日のブログで若い子が高崎さん　今までどんなビジネスを経験したのか

面白いという声があったので

俺が本当に今まで経験したビジネスを紹介したいと思う

俺はこの世の中で一番儲かるビジネスと言うのは

「ノウハウ」とか「情報」のほか無いと考えている

俗に今巷で話題の与沢翼という人物もその典型的に人であろう

一般の人にはにわかに信じがたいと思うが瞬間的に億と言うお金を稼ぐ人物

俺はなるほどと思う　絶対に確実に稼げるからである

たぶん普通の人には理解不能だと思う　でも俺はあ・・出来るはずと思う

この人物は情報という事で稼いでいる

情報は第一新鮮さが必要である　情報の商売に関しては鮮度が大切

なのでおそらく１カ月もあるか無いかで情報の鮮度は落ち　次の情報へと移る

この世の中は信者がいる　ジプシーがいる　

こういった人に支えられてまた次から次から情報が売れ続ける

この人のビジネススタイルも理解はできる　要するに「憧れ」でもある

そういった生き方　そういったセレブの様に映り　俺も私も頑張ろうと考える

それはマルチの世界でも共通している

マルチのトップは本当にセレブな生活を見せまくる　これは戦略

こんな生活ができる　貴方もこんな生活が可能　なら今は何をするべきなのかと

心を右や左にゆすぶられる　あれよあれよと言う間にクロージングされ

会員になってしまっている　要するに宗教とも似ている　洗脳されるのである

洗脳程怖いものはない　占いと言うビジネスもいわば洗脳でもある

全部全部俺は経験してきたというか　その深さ　内容等に興味が湧いたので

全部試してみたと言うのが本心　だからこの世の中がどんな感じで

グルグルと音を立ててまわっているのかもわかる

この世の中がいかに虚像ど有るかと言う事

２０代の時　ほぉーと関心するビジネスがあった　俺もまだ若造の時に

ある会社の会長さんが本当に競馬が大好きで俺は基本的にギャンブルが嫌いであるが

高崎くんの日課として会長さんが毎日予想する競馬を買いに行かなければいけない

今もあると思うが　園田競馬と姫路競馬　これ　ほとんど毎日開催されている

これを朝一買いに行かなければいけない　笑

毎日予想を書いた紙を持って競馬場に行き　地方競馬なのでおばちゃんに

口頭で何がなんぼで　何が・・・とすべてのレースを口頭で言わなくてはいけない

今でさえ電話投票が可能になっているが当時は本当にアナログ

俺にとっても朝遅れたら大変　毎日毎日　午前中は競馬馬券の購入から始まる

その時にふと　箱の上に登って威勢のいい声で予想をするおっちゃんがいた

俗に言う「予想屋」さんである　レースを予想する商売

おっちゃんが予想した予想を書いた紙を３００円程で購入するのである

３００円を渡せばおっちゃんの次のレース予想を手のひらにギュッとみんなにわからないように

渡してくれるのである　ここで面白いのは責任が全くないと言う事

当たるも八卦　当たらぬも八卦・・・・　当たらないと文句を言うおっちゃんもチラホラいてたけど

それは情報屋のおっちゃんも「すんまへん　勉強不足でんねん」で終わり

もし当たろうものなら　意気揚々と当り馬券をもったおっちゃんに「おひねり」を頂いている

ほー　本当に関心した　これほど無責任で且　リスクも無く確実な商売はないなぁと

２０代の俺は関心した事を覚えている