◇　大阪の老舗活版印刷会社の日々の日記　◇

昨日も俺の会社にデザイン専門学校の生徒たちが見学に来た

今年は本当に何件開催したかなぁ　小学校の見学から　大学生から　社会人から

本当にたくさんの見学を行った

最初みんな工場に入るときは本当によそよそしい感じ

緊張からなのか　笑顔が全然ない

すべて共通している　そうである　笑いながら来る人も危ない　笑

でも絶対に俺の命題と決めているのはすべての人が笑って帰ること

俺はこの命題というか使命は全うしている

全員笑って帰る　また来ていいですかという言葉ももらう

学校でも俺の会社の見学会が実はナンバー1の人気という学校まである

俺はこれで大満足である

活版の話　デザインの話なんて　あまりしていない

多分　みんなキョトンとした顔になるが俺は笑いを提供する

今日あなたと出会えたこと　また切角のご縁　お腹から笑って帰って欲しい

俺は何度もいつているが　俺は仕事そのものがエンターテーメントだと昔から思っている

俺はエンターテナー　だから活版印刷機械自体を稼働させることもエンターテーメントだと

おもつている　だから印刷している自分　演じていると感じる

面白いかもしれないが実は俺は本気で思っているのである

ハイデルベルクの印刷機械の横でいろいろな人が俺の行動を注視している

そこで俺は見られていると実際感じながら印刷機を動かす

なかなか大変なのである　だれも見られていなければ汚い格好で

音楽を聞きながらとか　食べながら印刷もできる

でも俺はポリシーがある　だからできる限り綺麗な格好で演じる

これは普通の考えからしたらかなり危険で間違いなので真似はしないで欲しい

誰が印刷機械を動かすのにスーツで印刷をするであろうか　笑

でも俺は変えたくない　普通のことをしたくないのである

世間かこうしてるからこうだというのは俺からしたら何も面白くない

なんか　脈絡がなくなつてきた　笑

まぁいつでも　俺の工場は全開放してるから遠慮なくきてください