独生独死独去独来 仏法
この頃は寝れない夜は仏法をひたすら
読み漁っている 過去 現在から本当に仏法に帰する
ものは本当に深いと思う
この言葉 独生独死独去独来 見るからにネガティブな゜言葉に
見えるけどよくよく考えて見ると 的を得てる感じがする
仏法では人間は生まれてきてからすべて孤独ということ
一人で生きて 一人で死ぬ そして一人で去って 一人で来るという言葉
多分意味がわからないと思うが 俺は色々と今まで好き勝手やってきて
よくこの言葉の意味が噛みしめるほどわかる
二十代の頃から本当に会社に属したこともなく
自分で稼げると思い色々と事業を立ち上げてその中にも色々な
犠牲もあったとも思う
この歳になって生きるっていう意味がたまにわからなくなる時も実際ある
電車に揺られ客観的に乗降者を見ると俺はいつも朝一の始発にのるかもかもしれない
誰も楽しい顔なんてしていない 苦痛に耐えている顔にも見える
なんの為に生きているのやろうな・・と俺は思う
年間自ら命を絶つ人数の増加も俺はわかる気がする
俺のことを歌詞にきっちり歌ってくれてる歌詞があった
この歌詞通りやと思う
暗い女の部屋でマヌケな肌をさらし
おぼえ始めの味でうなじを真っ赤に染めて
世慣れたウソもつけない頃は 色気の中で我を忘れてた
中途半端な義理で親父のために学び
他人の顔色だけを窺い拍手をあびて
泣かない事を誓った日々は 無邪気に笑う事も忘れてた
⇒ 俺は20代は本当にこんな世界やった
なんでも自由やった しがらみが全くなく好き勝手やった
親父にも反骨精神があった 外車を乗り回し
20代から好き勝手金を稼いでたから
不自由なんてなかった
すべてが思うがままであった
真夜中のダンディーダンディー 俺は生きている
悲しみのダンディーダンディー
汚れた瞳の Brother・・・
このホホを濡らすのは 嗚呼 雨だった
友は政治と酒におぼれて声を枯らし
俺はしがらみ抱いてあこぎな搾取の中に
生まれたことを口惜んだ時にゃ
背広の中に金銭があふれてた
⇒ 今の感じやと思う
色々と事業を興した友人は成功した
俺も今は溢れてるだけで目的無し
真夜中のダンディーダンディー 風が吹いている
悲しみのダンディーダンディー
同じ顔の Brother・・・
追い風にあおられて 嗚呼 逃げてゆく
愛と平和を歌う世代がくれたものは
身を守るのと知らぬそぶりと悪魔の魂
隣の空は灰色なのに 幸せならば顔をそむけてる
⇒ 生きるのに精いっぱいやったから
今は生きる いやいや―生きていく術をすべて養った52歳の
俺今から一銭も金が亡くなっても
生きていく自信はある
それだけの人脈や稼ぎ方や戦略はある
夢も希望も現在は格子の窓の外に
長い旅路の果てに魅惑の明日は来ない
可愛い妻は身ごもりながら
可憐な過去をきっと憂いてる
⇒ 子供が大きくなると本当に寂しくなる
これは切実
こんなに離れていくもんなんやな
真夜中のダンディーダンディー 誰が待っている?
悲しみのダンディーダンディー
過去にすがる Brother・・・
ふりそそぐ太陽が 嗚呼 影を呼ぶ
愛しさを知るほどに 嗚呼 老いてゆく
またひとつ消えたのは 嗚呼 愛だった
⇒ もう少し 仏門の世界に入っていこうと思う