◇ 絶妙なタイミングで ◇

明晃印刷株式会社

2013年04月02日 21:26





俺はほんまに幸せ者だとつくづく思う

東京で店舗展開をしていた5年前 ほんまに東京で生きて行こうと思った

自分だけの事だけ考えていた日々 ほんまに毎日がパラダイスやった

ほんまに楽しかった 大阪には戻りたく無かった 東京が俺の場所やと思った

華やかな毎日 楽しくって楽しくって仕方ない 店舗もガンガン伸びて行く

売り上げも上がり 毎晩毎晩飲み放題 遊び放題 

そんな毎日が楽しかった 

でも色々とあり大阪に戻った 大阪はほんまにその時は死んだ町に見えた

活気が全然ないし 人が全然いてない 東京に再チャレンジすべく色々と悩んだ

その時家業に一度戻った え・・・なにこれ いまどきこんな印刷してるんや・・・

戻った時は活版印刷自体 衰退を通り越して化石に近い状態であった

親父もおかんも そろそろ廃業を考えていた 

健治は健治 お前やったら何なりと食べてはいけれるやろと

その時の親父とオカンはものすごく寂しい感じであったのを今でも覚えている

俺もこの活版印刷という事に対して全然興味も無いし 感心も無かった

でも両親の悲しそうな顔だけは覚えていた

その時にNHKでのニューヨークでの活版印刷の工場の時間貸しというテレビを

偶然見た あれ 活版印刷って 今の人には新しく映るんやなぁと

そして3年前に関西活版倶楽部を発足し 昔の伝統技術印刷と言う事で

色々なメディア 色々な商業施設イベント等 仕掛けた

今3年目を迎え この3年間がむしゃらに駆け抜けてほんまに良かったと思う

親父 オカンも色々なメディアに出て まさか こんな古い活版で

色々なメディアにでるなんて・・・と 俺 ほんまに幸せ者やと思う

今まで好き勝手やってきて 大阪に戻り しっかりと親孝行ができている

こんなに幸せな奴はおらんと思っている 感謝をして止まない ありがとう